
中学の頃、「入試改革」とやらに対応すべく、母に個別の国語教室を勧められたのが始まりだった。国語の力は決して一長一短で伸びる類のモノではないという先見の明だ。先ずは小論文の書き方を学んだ。型通り書けるようになり語彙の壁にブチ当たったため以後論述式の入試問題を解いた。三輪先生の柔軟な練達の指導により、週一の楽しい時間として通うことが出来た。感謝の一言である。高2の半ば頃、小林塾長の難関大向け授業を三輪先生に勧められ、以来全体授業に参加することとなった。方針は複数の出版社の解答を比較し、より「正解」らしい正解を模索するというもので、実り多い授業だった。振り返れば、塾は勿論だが読書が重要であったと感じる。読書すべきだ。練習せずに上達出来る者などいないのだから。今縷説する積りはないが、岩波の青辺りはお勧めだ。末筆となったが、この場を借り先生方に御礼申し上げる。ありがとうございました。
(大分東明高校)